プライド!

(少し真面目に書いてみます。いや、いつも真面目ですけどね。)

岩瀬投手が前人未到の350セーブの大記録を達成した。

昨日、ブルペン前は岩瀬投手のファンが多数詰めかけていた。待ち望んだ大記録達成の

瞬間をその目に焼き付けようと駆け付けたのだ。ドキドキしながら見守り、そして達成時には

皆の目に涙が光っていた。

ファンは知っている。岩瀬投手の絶え間ない努力がここまでの記録を打ち立てたことを。

心ない人がネットなどで浅尾投手の介護があったからセーブが付いたなどと書いたことが

あった。

しかしそれはチームの方針であって岩瀬投手が望んだものではない。クローザーというものが

どれほど神経を使い、どれほど大変なポジションかということをわかっている人なら

たとえ9回最後の一人という場面での登板であっても、文句を言う人はいないはずだ。

岩瀬投手は行けと言われたところで、抑えるだけの仕事を黙々とこなしてきたのだ。

抑えるのが当たり前。どんなに抑えても新聞の一面を飾ることなどほとんどないポジションだ。

が、彼にはクローザーとしての意地とプライドがある。

最後は俺が抑えるんだというプライドが350セーブに導いたのだ。

そこにファンは入れ込み、そして感動するのだ。

彼は決して派手な選手ではない。むしろ地味な方だ。でもファンは彼の内に秘めたる

熱い闘志に胸を打たれるのだ。

これからもどんどんセーブ記録を積み重ねていってほしい。岩瀬投手にはそれができる

はずなのだから。

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もう一人。

プライドをかけて戦っている選手のことを。

昨日、代打で登場した森野選手だ。彼は今までサードのポジションでスタメンだった。

ここ2年の不振と新しい助っ人外国人の加入で最近はスタメンを外れている。

昨日まで代打で登場しても打てずに苦しんでいた。

スタメンを取るまで、彼がどんなに苦労し、またどんなに努力を積み重ねてきたかを

知っているファンはもどかしい気持ちで見守るしかなかった。

そんなファンの気持ちを当然彼もわかっているはずだ。

そして、昨日の一振り。

試合後のコメントは

「こういういい場面で使ってもらって、結果が出て、とりあえずよかったです」

至ってシンプルなものだった。

彼にもプライドがある。

このセリフに込められたものがどれほどのものかを想像すると涙がでそうになる。

まだできる。まだ打てるんだ。

森野選手が代打の切り札になるのはまだ早いと私は思うのだ。

これからもそのプライドで、もう一度スタメンを奪取してくれる日がくると私は

信じている。

20130418

 

 

 

 

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